結婚相談所の婚活では、たくさんの悩みが出てきます。
仮交際は、どのタイミングで終了すれば良いのかなあ?
仮交際を終了して後悔しないか不安だし、仮交際を終了するときに気をつけることって何だろう?
結婚相談所の仮交際では、複数の男性と並行して交際をすることができます。
結婚相手の候補として、お友達以上恋人未満で交際するイメージです。
結婚相談所での婚活における、とても便利なシステムで、仮交際中に、お互いの価値観を確認していきます。
仮交際、真剣交際と、スムーズに進んでいけば良いのですが、そうでない場合も多いのが婚活の難しいところです。
残念ながら、「仮交際を終了しよう」と決めることも多いです。
そして、仮交際の終了についての疑問が出てくるわけです。
今回の記事を読むと、
仮交際を終了するタイミング
仮交際を終了して後悔しないためにすべきこと
仮交際を終了するときに注意すべき3つのこと
これらが分かるようになります。
結婚相談所での婚活歴は34歳から5年間。お見合い回数は60回ほど。
二度の成婚退会の末、結婚した私が解説していきます。
仮交際を終了するタイミングとは
婚活は、結婚相手と出会うための活動です。
そして、結婚相手とは「仮交際、真剣交際、成婚退会と、スムーズに交際を進めていける相手」のことです。
なので、交際がスムーズに進まない場合に、婚活女性は悩むことになります。
・仮交際中の相手となかなか連絡がとれない
・仮交際中の相手に会えない
・相手との価値観が違い過ぎて、違和感がある
・相手の言動で気になることがあり、結婚相手としてしっくり来ない など
このように、相手との連絡頻度が低かったり、相手に対して違和感を感じたりすることもしばしば。
そして、仮交際終了を考えるようになります。
仮交際を終了するタイミングは、以下のどれかに当てはまる場合でOKです。
・一緒にいて、生理的に無理と感じる
・結婚相手として違和感がある
・お見合い後、相手と会う頻度が低い
生理的に無理と感じる
「生理的に無理と感じる相手でも、結婚することはできるか?」という疑問もよく聞きます。
結婚すること自体はできるかもしれませんが、まったくオススメしません。
今後の人生を一緒に過ごす相手を探しているのに、何も「生理的に無理な相手」を選ばなくても・・・、と思います。
「生理的にな部分だけ自分が我慢すれば、条件は良い人だし・・・」と思っていても、交際を進めていくと、必ず「やっぱり無理!」と感じる日が来ます。
お見合いの時は何も感じなかったけど、仮交際中に「ちょっと生理的に無理かも・・・」と感じた場合は、遠慮なく交際終了を申し出るようにしましょう。
私も、お見合いで話が弾み、良い人だったので仮交際に進んだ男性がいました。
会っているうちに、ご飯をクチャクチャ言いながら食べたり、口臭が気になったりと、「無理かもしれない」と思った男性がいます。
仮交際で6回会って、真剣交際に進む話も出ましたが、6回目のデートで「やっぱり無理」と判断して、仮交際を終わらせました。
終了してよかったなと思いますし、もっと早く、気付いた時点で終了しておけば良かった、とも思っています。
生理的に無理な人は、その人が悪いのではなく、2人の相性の問題です。
「条件は良い人」でも「生理的に無理な人」はいます。
その場合は、相性が悪かったと諦めて、交際を終了することをオススメします。
生理的に無理な人と会っていると、無理な部分が気になって気になって・・・。前向きな交際が一切できません。
「自分が気にしなければ良いだけだ」と考えるのもしんどくなってしまうので、潔く交際を諦めましょう。
結婚相手として違和感がある
結婚相手として違和感がある場合は、仮交際を終了しましょう。
婚活中は、「結婚相手としてしっくり来ない」「結婚相手として決め手がない」と感じることが多々あります。
ここで言う「結婚相手としての違和感」とは、
・自分を大切にしてくれる感じがしない
・今後の話をしても、前向きな答えが返ってこない
・仕事に対する意欲が感じられない
・店員さんへの横柄な態度が気になる
・自分の気持ちを考えずに、グイグイ迫ってくる
・何となく話が通じない感じがする
このように、相手に対して嫌な感情をもってしまう違和感です。
「何か態度が気になる・・・」という相手は、生理的に無理とまではいかなくても、「何か嫌かも」と感じているわけです。
仮交際の段階で「何か嫌」ということは、関係が深まっていくと「やっぱり無理」とるはずです。
相手に対して、嫌な感情がある場合は、自分の感覚を信じて交際を終了しましょう。
相手と会う頻度が低い
仮交際を終了するタイミングとして、3つ目は「相手と会えない」ときです。
スムーズに交際が進んでいる状態は、「一週間に1回の頻度で会えている」状態です。
少なくとも二週間に1回。
「仮交際一ヶ月で3回会えているか」を、判断基準としてOKです。
1回目のデートがお見合い後三週間後であったり、仮交際二ヶ月で4回しか会えていなかったり。
こういう場合は、相手に「できれば一週間に1回、少なくても二週間に1回は会っていきたいです。」と意思を伝えると良いです。
コロナ禍や遠距離で会うことが難しい場合は、ZoomやSkype、Lineのビデオ通話など、離れていても顔を見て喋る方法がいくらでもありますので、提案してみましょう。
仕事や家族の介護など、いろんな理由で忙しい時期ならば、2日に1回電話で喋るなど、相手と連絡する頻度を増やしましょう。
「連絡頻度が低い」や「会えない」といった悩みは、相手に気持ちを伝えることで、改善することができます。
もし、相手に伝えても何も変わらない場合は、交際を終了しましょう。
・自分と連絡をとる時間をとってくれない相手
・自分と会う時間をとってくれない相手
このような相手とは、残念ながら交際が進むことはありません。
自分との時間を大切にしてくれる、交際がスムーズに進む相手を探していきましょう。
仮交際を終了して後悔しないために
上に示した「仮交際を終了するタイミング」に当てはまる場合は、仮交際を終了しても後悔することはありません。
しかし、「結婚相手としての違和感」や「相手と会えない状態」は、きちんと見極める必要があります。
「やっぱり交際を続けていれば良かった・・・」と後悔してしまうことのないように、次のことを確認しましょう。
・相手に感じる違和感が何かを見極める
・会えない理由は何かを確認する
相手に感じる違和感が何かを見極める
「結婚相手としての違和感」は、何となく嫌な感じがする感覚です。
一緒にいて「何か嫌」と感じたり、相手と交際を深めていくことに対して「無理かも」と感じたりする場合が当てはまります。
婚活中の以下のような感じは、「結婚相手としての違和感」ではないです。
・結婚を決める、これといった特徴がない
・一緒にいて特別嬉しいということはないけれども、会い続けている
・ドキドキすることはないけれども、何となく自然体で会えている
・素敵だと思うところはないけれども、嫌なところもない
このように感じる場合、婚活女性がよく感じる「ときめかない」というやつです。
「ときめかないけど、嫌ではない」と感じる場合、婚活の場合はむしろ良い感覚です。
「嫌じゃない」と感じる相手との交際を終了した場合、後悔する可能性がありますので、「結婚相手としての違和感」をきちんと見極めるようにしましょう。
会えない理由は何かを確認する
会えない相手との仮交際は終了すべきです。
しかし、自分は会いたいと思っている相手に対しては、会えない理由を確認するようにしましょう。
仕事が忙しい時期なのか、家族に何か問題があったのか、男性自身の体調が悪いのか。
もしかすると、会えない特別な理由があるかもしれません。
二周間に1回程度、会う機会がある場合は、直接男性に確認しても良いでしょう。
会う機会も少なく、連絡頻度も低い場合は、結婚相談所の担当者に男性の現状を確認してもらうのも手です。
「自分は交際を続けたいけど、なかなか会えない」状態の場合は、すぐに交際終了とせずに、担当者に相談すると良いです。
仮交際を終了するときに注意すべき3つのこと
自分から仮交際を終了する時に注意すべきことは、「交際終了を後悔しないようにすること」です。
上で、仮交際を終了して後悔しないために確認すべきことを示しました。
1対1の関係では、後悔しないようにできるはずです。
2人以上と仮交際をしている場合に起きやすいことについて、注意すべきこと3つを示します。
・嫌じゃない人とは、真剣交際に入るまで並行して交際する
・良い人が2人以上いて、1人に絞れない段階では交際終了しない
・1人とは話が進み、1人とはなかなか進まない場合に、進まない1人を交際終了にしない
真剣交際に入るまで並行して交際する
仮交際で並行して付き合っていると、「誰と交際を進めるのが良いか」と悩むことになります。
本命はAさんだが、会う頻度がBさんよりも低い。
Aさんとは今後の話もしているが、Bさんの方がグイグイ迫ってくる。
このような場合、Aさんが本命だからといって、Bさんとの交際を終了させてはいけません。
Aさんと真剣交際に入れたら良いけれども、Aさんとの交際が終わってしまう可能性もあります。
Aさんと無理になったら、Bさんにするのか?というと、そうではないかもしれません。
しかし、Bさんとも良い交際ができているならば、ある程度並行して交際を続けていきましょう。
2ヶ月ほど仮交際を続けると、自然と1人と真剣交際に進むことになるはずです。
真剣交際が決まるまでは、並行して見極める期間をつくってください。
1人に絞れない段階では交際終了しない
2人以上と仮交際をしている場合、「どっちもどっち」というパターンも出てきます。
4人も5人も交際相手がいる場合は、「2~3人に絞りましょう」と言います。
しかし、2~3人で「会うのも嫌じゃない」という場合はバッサバッサと切らずに、何度か会うことをオススメします。
仮交際を2ヶ月続けることができる相手は、かなり相性が良いと言えます。
だいたいの場合は、仮交際1ヶ月で結論を出せると思いますので、しばらくは並行して仮交際すべきです。
並行交際で、話が進まない人を交際終了にしない
婚活をしていると、スムーズに会えている男性との交際を嬉しく感じます。
Aさんとは一週間に1回会えていて、Aさんも積極的に交際を進めてくる。
Bさんとも会えれば深い話ができるようになってきたが、二週間に1回の頻度でしか会えない。
この場合、「Bさんとの交際がなかなか進まない・・・」とヤキモキすることになります。
「Aさんはグイグイ来るし、Bさんとはなかなか会えないし・・・。Bさんとの交際を終了しようかな。」
と考えるようになるわけです。
交際のスピードが違う2人と同時に交際していると、スピードが早い人を「良い」と判断してしまうことがあります。
しかし、Bさんとの交際も悪くないのならば、やはりBさんとの交際もそのまま続けるべきです。
もう少しスピードを早めたければ、Bさんに提案するのも手です。
「仮交際を終了するときに注意すべき3つのこと」は、1対1の交際ならば終了することはない場合、複数人の交際の時に気をつけてほしいことです。
「私には、並行して交際するなんて、器用なことは無理!」と感じる女性もいるかもしれませんが、仮交際は1~2ヶ月の間だけです。
せっかく良い人が複数人現れたのならば、その間だけは並行交際を頑張ってみてください!
仮交際はダラダラ続けずに見極めが大切
嫌な人との仮交際はサッサと終了する。
それ以外、良い人、何とも思わない人との仮交際は1~2ヶ月続けましょう。
婚活では、「何とも思わない人」=「嫌じゃない人」=「結婚相手候補」となります。
「ときめく人」=「結婚相手候補」ではありませんので注意が必要です。
仮交際を1~2ヶ月も続けられる相手は、あなたにとって相性の良い相手であると言えます。
せっかく出会った「嫌じゃない人」との交際を、自分から切ることのないようにだけ気をつけましょう。