結婚相談所で仮交際が3回、4回と進んで来ると、「真剣交際に進みたいな」と思い始めます。
しかし・・・、
仮交際で3~4回デートしている男性とは真剣交際に進むべき?
でも、最近男性に対して気になることが出てきてしまって、交際を続けるか悩んでいる。
このように、お見合いから仮交際初期は順調でも、どんどん尻すぼみになってしまうパターンも。
仮交際4回目、5回目のデートを重ねて、「やっぱり交際を終了しよう」と決断する場合もあります。
今回は、結婚相談所での婚活歴5年の私が、仮交際6回目のデートで交際を終了した理由を実体験を元にお話します。
結婚相談所での婚活歴は34歳から5年間。お見合い回数は60回ほど。
二度の成婚退会の末、結婚しました。
仮交際6回目・・・。もっと早くに交際終了しておけば良かった、と今では思えます。
仮交際6回目のデートで交際終了した話
仮交際6回目で交際を終了した男性、Nさんとお見合いをしたのは、私が36歳の時でした。
Nさんのプロフィールはこんな感じです。
【男性Nさん】39歳、会社員、年収450万円、身長175cm、特定の宗教あり
Nさんとの交際の流れをザッと見ていきましょう。
【Nさんとのお見合い】とても印象が良かった
私はいつも、「年収500万以上、身長170cm」の条件で男性を検索していました。
しかし、少し条件を変えてみようと思い、「年収400万以上」に変更して検索した結果にNさんが入っていました。
Nさんは「宗教あり」で、宗教名もきちんと書いていました。
私は「宗教ありは無理」ということはないので、気にせずにお見合いを申し込みました。
Nさんからは、結構早くに「お見合い成立」の返事をもらえました。
39歳の男性にとって、36歳の女性は結構年齢が高いと思うのでありがたかったです。
「年収を低くしたからかな?」と感じていました。
お見合いの日程もすぐに決まり、普段からよくお見合いをするホテルのラウンジでお見合いをしました。
Nさんとのお見合いは、とても話がはずみ、居心地も良いものでした。
お見合いは1時間とちょっとで切り上げ、私はすぐに担当者に「交際希望」を伝えました。
すると、Nさんも良い印象だったようで、お見合い後3時間程度で「仮交際に進む」ことが決まりました。
お見合いの日のうちに交際が決まり、「これはもしかすると、成婚できるかも?」と、かなりテンションが上がりました。
【Nさんとの仮交際前編】1回目のデートも大満足
Nさんからのファーストコールは、お見合いの日の夜に済ませました。
しかし、ファーストコールで、「次回会えるのは、早くても3週間後になりそうです。」と言うNさん。
「おいっ!」と思いましたが、ちょうど趣味や旅行の予定が入ってしまっており、3週間後に1回目のデートになりそう、とのこと。
「本当に申し訳ないです。それまで、LINEで連絡をとりたいので、よろしくお願いします。」と、謝罪と連絡をきちんととっていきたいことを言ってくれたので、安心したことを覚えています。
そして、1回目のデートに向けて、ほぼ毎日LINEで連絡をとることにしました。
結局1回目は、2人ともお酒が好きということで、居酒屋デートにしました。
3週間後の1回目のデートは、お見合いでの良い印象があるので、「やっと交際を進められる!」と本当に楽しみでした。
1回目のデートではお酒が入っていることもあり、色んな話をしました。
・仕事のこと、結婚後の仕事のこと
・宗教のこと、家族と宗教のこと、結婚後の宗教のこと
・家族のこと、家族との関係、結婚後の家族との関係
・デートでどこに行きたいか
1回目のデートで、結構深いことまで話すことができたな、と思います。
今後のデートの話もできたので、自然と「じゃあ次は、・・・」と次のデートの話題が出てきました。
お酒の効果もあって、本当に気分良く1回目のデートを終えることができたのです。
お見合いから仮交際1回目までがこんな感じだと、「これはもう結婚か?!」と期待するのも当然ですよね。
【Nさんとの仮交際中編】順調に会えるが気になることが・・・
2回目、3回目は1週間ごとに会うことができました。
非常に順調な交際だったのですが、少し気になることが出てきました。
【2回目のデート】
水族館に行きました。
私がよろけた瞬間があり、その時Nさんに「大丈夫?」と二の腕付近を掴まれました。
掴んで助けてくれたのですが、Nさんに触られたことで少し背筋が”ゾワッ”としたのです。
その自分の感覚に「ん?」と違和感を覚えましたが、それ以外は特に気になることはありませんでした。
【3回目のデート】
ゆっくりランチとカフェデートでした。
ここで、あることに気付きます。
Nさんは、くちゃくちゃ、ぴちゃぴちゃ、音を立てる「クチャラー」だったのです。
喋りながら、口をくちゃくちゃ・・・。
「えっ?!!」と思い、はっきり言って、ものすごく引きました。
おそらく眉間にシワもよっていたと思います。
2回目のデートで肌を触られて”ゾワッ”とし、3回目のデートで極度のクチャラーと気付く。
3回目のデートの後に、Nさんとの交際を続けるかどうか、悩みました。
「もしや、私はNさんを、生理的受け付けていないのでは?」と感じたのです。
3回目のデートまでクチャラーだと気づかなかったのは、きちんと食事をしたのが3回目で始めてだったからです。
そして、
・お茶程度ではわからない
・お酒を飲んでいたら気にならない
・自分が気にしなければ大丈夫なはず
このように、Nさんがクチャラーであることを、自分の中で「クチャラーだから無理」とせずに、「クチャラーでも大丈夫」と思い込もうとしました。
【Nさんとの仮交際後編】気にしないのはやっぱり無理だった
「自分が気にしなければ大丈夫」と頑張っても、毎日食事をします。
4回目のデートでも、猛烈なくちゃくちゃ、ぴちゃぴちゃ。
Nさんが食事する姿を見て、「まじで凄い・・・」と感心してしまう私。
流石に、4回目のデートの後に相談所の担当者に相談しました。
既婚女性や友人にも「どう思う?」と相談し、ネットでも「婚活 男性 クチャラー」で検索しました。
Nさんとの交際をできれば続けたい、と思っていたのです。
そして5回目のデートでも食事の音が気になる・・・。
むしろ、食事の音が気になりすぎて、会話に集中できません。
「そんなに無理なら、5回目でもう交際終了すればいいのに」と感じる人も多いと思いますが、6回目も頑張って会ってみました。
6回目は映画を見た後に食事。
ここで、決定的なことに気付きます。
映画館の肘掛けで、Nさんとの距離がほぼゼロになった瞬間に、「うわっ、これは無理だわ」と”ゾワッ”としたのです。
その後の食事のくちゃくちゃっぷりは、私には受け入れられないものでした。
担当者に「Nさんに、『食事の時くちゃくちゃ言ってるの、気付いてる?私、結構気になるんだけど。』と可愛く伝えてみたら?」とアドバイスをもらっていたので、Nさんに冷静に伝えたら、案の定まったく自覚はありませんでした。
Nさんにとっては、そんなもんですよね。
結局、私にとってNさんは生理的に無理な相手だったのです。
Nさんには本当に申し訳ないですが・・・。
この6回目のデートの最後に、Nさんは「仮交際でもう6回も会ってますし、真剣交際に入りたいと思っています。」と言ってくれました。
私は申し訳ないと思いながら、返事をうやむやにして、次の約束もせずにNさんと別れました。
そして、Nさんと別れた後すぐに、交際終了の連絡を担当者にしました。
仮交際6回目のデートで交際を終了した理由
Nさんとの交際が終了した理由は、「生理的に無理な相手だったから」です。
Nさんとの交際で、
「生理的に無理」なことに、なかなか気付かないこともある
これを知ることになりました。
お見合いで好印象で、話も順調に進んでいたのに・・・。
腕が少し触れたぐらいで、全身が”ゾワッ”とした相手と、キスやそれ以上は絶対に無理です。
6回の仮交際を通して、ゆっくりですが、無理と気付くことができました。
しかし、「2回目の水族館デートの時の違和感」と「3回目のクチャラーと発覚」で交際を終了することはできたと、今は思います。
もちろん私の中では、Nさんとの交際も良い経験として残っていますが、どうせ終了するならば早い方が良いですよね・・・。
Nさんのおかげで、「無理なものは無理」と割り切ることができるようになりました。
現在婚活中の女性は、生理的な部分は絶対ですので、「生理的に無理な相手でも、私が我慢すれば良いかな?」と悩む必要はありません。
本当の結婚相手とは、頑張ろうとしなくても、自然と結婚に進んでいくはずです。
それが、健全な交際です。
体が本能的に拒絶している場合は、頑張ろうとせず、本能のままに交際を終了してくださいね。