キッチンの断捨離は、なかなか難しいものです。
キッチン用品は便利グッズが多く、「いつか使うかも」と思って捨てにくいのです。
1人暮らしでも、料理をする人は、キッチン用品を豊富に揃えがち。
料理をしない人も、無駄にキッチン用品を買い揃えがちです。
また、キッチンは油汚れや、シンクなどの水周りの汚れが激しいので、できるだけモノが少ない方がキッチンを清潔に保つことができます。
今回は、物がたまりやすいキッチンの断捨離方法についてお話しします。
キッチンに必要なモノ
家で料理をする人と、しない人では、キッチンに必要なモノは変わってきます。
ご自分のライフスタイルに合わせて、断捨離を行いましょう。
例えば、【一人暮らしで自炊をしない人】
食事は、外食か弁当を買って食べる生活をしている人だとすると、「キッチンには何もいらない」ということになります。
飲み物だけは保管しておきたい場合は、「冷蔵庫とマグカップ1つだけが必要」です。
これは極端な例ですが、これぐらいの勢いでモノを厳選しないと、キッチンはすぐにモノで溢れ返ってしまいます。
一人暮らしでも、二人暮らしでも、毎日使うモノだけをキッチンに置くようにしましょう。
【必要なモノ】
冷蔵庫
電子レンジ
炊飯器
片手鍋
フライパン
包丁
ザルボウルセット2つ
おたま、フライ返し
さいばし
計量カップ、計量スプーン
調味料
人数分の食器、コップ、箸、スプーン など
毎日、料理をするとしても、これらのキッチン用品があれば問題なく自炊できます。
炊飯器を使わないという人もいるかもしれません。
調味料や食器類は、必要な分だけ準備をするようにしましょう。
食器類で使っていないモノはダンボールに入れて、半年程、ずっと使用していない食器は捨てることをオススメします。
また、シンクには洗いおけや水切りかごを置かないので、洗っていない食器がたまることがありません。
キッチンは、これぐらいシンプルになるように、断捨離していきましょう。
キッチンにあったら便利なモノ
キッチン用品は便利なモノがたくさん出ています。
時短ができたり、料理を美味しくできたりすると嬉しいので、それらは持っておいても問題ないです。
【便利なモノ】
オーブントースター
電気ケトル or やかん
卵焼き器
ピーラー
スライサー
食器棚(小)
お客さん用食器一式
オーブントースターを買うかどうかは悩みどころですが、電子レンジで代用できるのならば不要だとも言えます。
お湯を沸かすのは片手鍋で十分ですが、電気ケトルがあれば一瞬でお湯を沸かせるので便利です。
ピーラーやスライサーも楽に調理ができるのでオススメのキッチン用品です。
お客さん用の食器で、食器棚が溢れている家庭も多いですが、年に1回出番があるかないか、ぐらいならば思い切って断捨離しましょう。
お客さん用食器がゼロなのは心配だという場合は、少しだけ残しておいても構いませんが、食器棚を圧迫しない程度にするとスッキリします。
キッチンにあったら便利なモノは、人それぞれの好みですので、できるだけシンプルに、「便利だから使っている」モノだけを残すようにしてください。
キッチンに不要なモノ
「キッチンは物がたまりやすい」場所ですが、シンク周りも物がたまりやすい場所です。
水周りにモノがたまると清潔に保つのが難しくなりますので、シンク周りにはできるだけ物をためないことが肝心です。
【不要なモノ】
洗いおけ
水切りかご
三角コーナー
キッチンマット
調味料や洗剤などのストック
キッチンで不要なモノTOP3は、シンク周りのモノ「洗いおけ、水切りかご、三角コーナー」です。
なくても困ることはありませんので、断捨離をしてスッキリしてみてください。
ちなみに、キッチンマットも汚れがたまる代表のモノなので不要です。
マットはひかずに、床が汚れたらぞうきんで拭き掃除をすればOKです。
調味料や洗剤などのストックをため込むこともやめましょう。
必要になった時に買い足すことが原則です。
「キッチンにはモノを置かない」が原則
キッチンはごちゃごちゃしているイメージがあります。
生活をする上ではしょうがないことですが、キッチンを清潔に保つためにも物を減らしてスッキリさせていきましょう。
少ないキッチン用品で料理をすることで、家事の時間も短くすることができます。
自分のお気に入りのキッチン用品、食器類で、毎日の料理、食事を楽しんでください。