教師の仕事術

【教師をやめたい】教師が学校をしんどいと感じる時期とは①【基礎を固める一学期】

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大きな夢や意欲をもって教師になったのに・・・

教師をやめたい。

学校に行くのがしんどくて、体調を崩している。

仕事がうまくいかなくて、教師を続ける自信がない。

このように、仕事をしているなかで「教師をやめたい」と悩んでいる先生も多いのではないでしょうか。

どんな職業でも同じだと思いますが、悩みは、自分に乗り越えられるものが目の前に表れます。

自分にとっては到底無理だという悩みはありません。

そして悩みは、自分で努力したり、周りの人に協力してもらったりすることで解決していきます。

しかし、それは自分が心身ともに健康な状態であれば解決していきます。

健康でなければ、ストレスがかかり過ぎていては、小さな悩みもとても大きな悩みに感じてしまいます。

教育現場は、1日でさまざまなことが起こるため、大きな悩みが積み重なっていくと、先生が潰れてしまいます。

雪乃
雪乃
私の勤めていた学校でも、体調不良で休職になってしまう先生が年間1~2人いました。みなさん、やる気もあり、気配りもできる人たちだったので、とても残念ですし体調不良は悲しいことです。

そうならないためにも、しんどいと感じる、疲れがたまる時期を把握し、頑張りすぎず、意欲をもって仕事に取り組めるようにしていきましょう。

教師が学校をしんどいと感じる時期とは

教育現場は「4月から3月」が1年間の周期です。

4月1日に新学年がスタートします。

1年間の流れを知っておくことで、ストレスがたまる時期や余裕のある時期がわかります。

結論から言うと、1年中忙しいのは間違いありません。

しかし、どのように忙しくて、どのような時期にしんどくなりやすいのかを知ることは、体調管理をすることで大切なことです。

だいたいの流れを見ながら説明していきます。

学校によって行事の時期や内容が違いますが、おおよその流れだと思って見ていただけると幸いです。

【一学期】職場に慣れる+学級・学年作りに全力を注ぐ

物事のスタートの時期は、とても大切な時期です。

それは子どもたちにとっても、教師にとっても同じです。

教師は、「子どもたちをどのように成長させていくか」を常に考えて仕事に取り組んでいます。

しかし、子どもの前にまずは自分です。

まずは自分と一緒に働く先生です。

子どもがどれだけしんどくても、子どもは子ども。

大人が一致団結すれば、学校がしんどくなることはありません。

雪乃
雪乃
一学期は、目の前の子どもを大切にしながら、教師の繋がりも構築していきましょう。

【4月】すべての始まり、黄金の時間

1日:異動がある教師は新しい学校に赴任

春休み期間:年度始めの会議や作業

6日~10日頃:始業式、入学式が順次行われる

下旬頃:家庭訪問

教師の4月は、春休みから始まります。

始業式や入学式で子どもたちが登校するまでのおよそ5日間の忙しさは大変なものです。

学校、学年、教科、分掌、委員会、部活動など、いろんな場所で会議や準備が行われます。

土日があれば実質の準備期間は2日という年度もあります。

教師も新しい環境です。

新着任の学校では、まずは体を慣れさせること、わからないことはわかっている人に何でも質問して都度解決していきましょう。

遠慮なく質問していくことでストレスがなくなっていきます。

先生たちとのコミュニケーションもはかどります。

雪乃
雪乃

勤務3日目には、「職員室に少し慣れてきたな」と感じることができると良いです。

子どもたちに会うまでの準備期間で、まずは勤務校に慣れましょう。

あっという間に春休みの準備期間が終わると、子どもたちが登校してきます。

4月は、年度の始めで、みんなが意欲的になる黄金時間(ゴールデンタイム)です。

学級開きから3日間で、学級と学年のルールを子どもたちに示すことが大切です。

始めは子どもたちは、とても言うことを聞きます。

雪乃
雪乃
教師の思いを子どもたちに伝え、「安心安全の学級、みんなが成長できる学級をつくっていくこと」を共有しましょう。

4月下旬から5月上旬にかけて、家庭訪問が行われます。

その頃には、子どもたちも学校に慣れてきています。

慣れて緩みが出てこないように、学級や学年のルールを毎日のように確認し、4月は学級・学年作りの基礎をつくることに専念してください。

そして、保護者と家庭訪問で誠意をもって話をし、丁寧に対応しましょう。

4月は怒涛の日々です。

土日の休日を大切に、家庭訪問まで体力を温存しつつ乗り切りましょう。

【5月】GWで小休止し、行事を利用する

~5日:GWで数日の連休がある

連休明け~中旬頃:集団活動や宿泊活動、修学旅行など

下旬頃:中間テスト

開幕ダッシュをした4月も終わり、学級や学年の雰囲気も何となくつかめてきた5月。

5月の始めはGWがあります。

「5月病」という言葉がある通り、4月を心身ともにクタクタな状態で終えてしまうと、GWの連休の小休止で体が復活しにくくなります。

体が「休みの状態が良い・・・」「もう仕事をしたくない・・・」となってしまうと大変です。

4月は1年で一番大切な時期ですが、余力は残しておきましょう。

そしてGWでホッと一息。

「連休明けも学級作りを固めていくぞ!」と思える気力を残しておきましょう。

GW開けは教師がしんどくなりやすい時期です。

GW後は、中学校の場合、校外学習や宿泊訓練、修学旅行に行くパターンが多いです。

先生は、これらの準備で大忙しになります。

学活や総合的な学習の時間を利用して、学級の子どもたちの関わりも増えます。

先生の忙しさは大変なものですが、子どもたちが楽しみにしている行事ですので、成功するように準備をきちんとしましょう。

学年集会を利用すると、子どもたちに学年のルールを徹底していく良い機会になります。

雪乃
雪乃
子どもたちだけでなく、学年教師の信頼性を深める良い機会でもありますので、みんなでこれらの行事を乗り切れると良いですね。

行事が終わる頃には、中間テストの一週間前に入り、子どもたちの生活は落ち着きます。

テスト一週間前は、先生も部活動の指導がなくなり、少し余裕を持てる期間です。

5教科の教師は、テストを作成する必要がありますが、この期間にホッと一息ついてください。

テストの採点、評価は毎回のテストできちんと付けておくと、通知票を作成するときに楽になります。

5月はGWの小休止を大切に。

連休明けの行事で学級・学年を引き締める。

テスト期間を利用して、子どもも教師も落ち着くと良い。

【6月】祝日のない暑い1ヶ月で学級・学年作りの基礎を固める

下旬頃:期末テスト

4月、5月の忙しさと比べると、6月はかなり余裕が出てきます。

しかし、6月は祝日がなく、梅雨入りや夏日になり体力的にしんどくなりやすい時期です。

また、中間テストが返却され、徐々にいろんな物事に対する意欲が下がってくる時期でもあります。

始業式、入学式から2ヶ月が経ち、環境にも慣れてきます。

SNSのトラブルがポツポツ出てくるのもこの時期です。

子どもたちが安心安全で過ごせるように、年度の始めに示した学級・学年のルールを再度確認すると基礎が固まっていきます。

先生も「6月は長い!」と口々に言いますが、行事ごとのない普段の生活を大切にできると、子どもたちは落ち着きます。

雪乃
雪乃
先生方で、子どもたちの様子を情報共有しながら、学年全体、学校全体でルール徹底に取り組んでいけると、先生方の意欲も高まります。

6月下旬の期末テストが終われば、夏休みにグッと近づきます。

6月は変化のない1ヶ月。

慣れてきた環境を大切に、再度ルールを徹底し基礎を固める。

【7月】学級・学年作りの基礎を完了し、一学期を振り返る

上旬頃:通知票作成

中旬頃:三者懇談会

中旬~下旬頃:終業式

7月は6月に比べると、あっという間に終わります。

しかし暑いので、体力はかなり消耗する時期です。

教師は、通知票を作成するために、成績処理を時間に余裕をもって丁寧にすることが大切です。

子どもたちは、期末テストが返却され、一学期のまとめに入っていきます。

学級・学年で出来たことは大いに褒め、反省は次に活かせるようにすることが大切です。

また夏休みは子どもたちが成長する大切な時期なので、きちんと押さえておきましょう。

そして、先生方もゆっくりできる夏休み。

終業式前の三者懇談会は保護者とじっくり喋れる数少ない機会です。

きちんと準備をして臨みましょう。

7月は目の前の夏休みに、子どもも教師も意欲が上がる。

1学期のまとめをして、学級・学年作りの基礎を完了させる。

三者懇談会で保護者との関係をさらに強くする。

夏休みで英気を養う。

【一瞬で終わる】一学期は基礎を固める大切な時期

一学期のおおよその流れを月ごとに書いてきました。

4月、5月は目が回る忙しさです。

まずはそれを理解して、一年をスタートさせましょう。

一年間やり切れるように、気力も体力も調整することが大切です。

そのためには、一学期を通して、子どもたちの環境と、教師同士の関係の基礎を固めておくことが重要となります。

特に、教師同士の関係を築いておくことは、しんどくならないためにとても大切なことです。

始めに書きましたが、教師は一年中忙しいです。

上で書いた流れの他に、部活動や日々の生徒指導、家庭訪問、進路指導など、さまざまなことを並行して行う必要があります。

「6月は余裕が少しある」と言っていますが、生徒指導が山のように入ると余裕もなくなります。

しかし、このような想定外の出来事にも対応できるように、気力も体力を温存しながら、日々の仕事をしていってほしいです。

「いつもよりもしんどい」とか、「体調が悪い気がする」という疲れが出ている時点で、同僚の先生に相談したり、休みをとったりして一年間やり切れるように、ご自愛ください。

次回は夏休みから2学期の流れについて書いていきます。

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