
教師は常に忙しさに振り回されています。
その中でも、
・定期テスト前は部活動がなく時間ができるが、テストを作らないといけないからゆっくりできない。
・定期テスト後は初めの授業でテスト返却をする必要があるので、採点がしんどい。
・学期末に成績を出すときに、いつも提出期限ギリギリになってしまう。
このように、定期テスト前後や成績出しの時期は特に忙しいです。
今回は、これらの忙しさを回避する方法について、お話しします。
教師はいつも忙しいのか?
教師は忙しい職業です。
しかし、一年中忙しいかというと、そうではありません。
夏休みや冬休みといった長期休暇や、通常授業しかない時期は、比較的ゆっくりできることもあります。
教師の忙しさの理由として、突発的な生徒指導や家庭訪問が挙げられますが、これらはどうしても避けられません。
しかし、四月に一年間の行事予定を知ることができ、ある程度の忙しさを予測することはできます。
https://yukinoy.com/teacher-poor1/
学校行事や定期テスト、成績交換の時期は忙しくなると予測できますが、この時期に突発的な生徒指導が入ると身も心もクタクタになってしまいます。
時期を問わず、問題が発生することはありますので、「比較的ゆっくりできる時期」を上手に使うようにしましょう。
テスト前後・学期末の忙しさを回避する方法
教師は日々の教科指導が大切です。
教科担当の仕事は、
・授業の準備・実施をする
・定期テストの準備・実施・採点をする
・学年末に成績を出す
教師経験を積めば積むほど、経験値がたまるので、授業準備にかかる時間少なくなります。
しかし、定期テストや成績交換については、経験を積んでも、そこそこ時間をかける必要があります。
五教科の定期テストの日程は、三学期制で年5回です。
日程はだいたいこんな感じです。
一学期中間:5月下旬
一学期期末:6月下旬~7月上旬
一学期成績交換:7月上旬
二学期中間:10月中旬
二学期期末:11月下旬~12月上旬
二学期成績交換:12月上旬
三学期期末:2月下旬~3月上旬
三学期成績交換:3月上旬~中旬
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これらの時期を把握し、前もって準備できることはしておくようにしましょう。
中学校や高校の教師は、教科担任制なので、自分の担当学年が決まると一年間の準備を早いうちに済ませることができます。
テスト前後・学期末のためにできる事前準備を紹介
教科指導では、最終的に成績をつける必要があります。
成績をつけるための材料は、以下のようなものがあります。
・授業態度
・提出物
・テスト
これらを、それぞれに工夫することで、学年末の成績交換をスムーズにできるようになります。
授業態度
成績につけるための項目は、授業ごとに名列表に記入しておきます。
そして、成績をつけるためには、名列表のデータを一箇所(エクセル等)にまとめておく必要があります。
学期末に、すべてのデータを入力するのはしんどいので、日々の授業の様子は、少なくとも一週間ごとに入力するようにしましょう。
通知表に書く所見についても、気付いた時に子どもの行動をメモし、データとして入力しておくと、所見を書く時に困らなくて済みます。
学年末に、これらのデータを入力するところから始めるのではなく、データ処理をするところから始めるように、事前準備しておきましょう。
提出物
成績をつける材料に提出物が入っている場合は、学期末の成績交換の時に間に合うように提出物チェックをします。
提出物の範囲について
提出物の範囲は、
・授業で終わった範囲ごと(章ごとや単元ごと)にノートやワークを提出させる
ノートやワークの提出は、まとめて課題を出すよりも、そこそこ細かく(章ごとや単元ごとに)課題を出すようにしましょう。
定期テストごとに提出物の課題を出すと、1回のチェック量が半端じゃないです。
テスト採点・提出物確認・成績処理がすべて重なり、かなりしんどい思いをすることになります・・・
章や単元ごとに提出物の課題を出すと、子ども達も、提出物を早く処理できるので、テスト前に焦る必要もなくなります。
教師側は、定期テストの範囲を、テスト前ぎりぎりに終わらせることができなくなるため、計画的に授業を進める技術が必要です。
提出物の提出期限について
提出物の提出期限は、
・ノートの提出期限とワークの提出期限をずらす
・提出できる人から提出してOKとする
・テスト前後の提出物は控える
子ども達も、提出物が重なるのはしんどいので、2個も3個も提出物の期限が重ならないように調整しましょう。
また、教師は提出物を確認する必要があるので、できるだけ期限を分散することが大切です。
そして、テスト前後の忙しい時期は避けて、通常授業の忙しくない時期に提出物の課題を出すようにしましょう。
提出物のチェックについて
提出物の評価は、紙の名列表に書き込むのではなく、直接データ入力をします。
学期末の成績交換前のデータ入力は禁止。
データ入力は日々の業務で、同時に終わらせておきましょう。
テスト
テストは、小テストと定期テストがあります。
テストの実施と採点は、時期が来ないとできませんが、テストの作成はいつでもできます。
テスト作成をいつ行うか?が、大切です。
テスト作成時期の案は、
一学期の小テスト・定期テスト:ゴールデンウィーク中
二学期の小テスト・定期テスト:夏休み中
三学期の小テスト・定期テスト:冬休み中
これができれば完璧です。
一学期のテスト作成
一学期の始め、四月~五月は”超”が付くほど忙しいですが、ゴールデンウィークは少し時間があるのでテスト作成に利用すると良いです。
とは言え、ゴールデンウィークは教師も休める時期なので、あまり仕事をしたくないかもしれませんが・・・。
しかし、ここで準備できていると、一学期のしんどさがかなり軽減されます。
「テストをまとめて作成するのはしんどい」という人は、毎日1問ずつ作っていくのもオススメ。
1問ずつ準備して素案を作っておき、テスト前のまとめて時間を取れる時に調整して完成させると良い。
二学期・三学期のテスト作成
一学期が終わると、長い長い、ありがたい夏休みがあります!
夏休みを利用して、二学期・三学期分をすべて完成させておけると最高です。
三学期は冬休みでも良いのですが、冬休みは年末年始でやるべきことも多いと思うので、まとめて夏休みに終わらせておきましょう。
これも「全部まとめて」がしんどい人は、一日1問がオススメです。
コツコツやっておくと、後で楽できるので、夏休みの有効利用をしましょう。
テストの採点
テストの採点は、テスト実施後になるので、準備をすることは難しいです。
しかも、テスト初日に採点できるのと、テスト最終日にしか採点できないのでは、しんどさが変わります。
テストの日程によっては、テストの翌日に返却する場合もあります。
その場合は、できるだけ、採点がスムーズにいくように、採点基準(○、△、×)をしっかり設定しておきましょう。
子ども達の回答を予測して、テストを作成する必要があります。
一年間の予定を把握して忙しさを分散
「教師は忙しい」は、間違いありません。
「教師は忙しくてしんどい」も、間違いないと思います。
突発的な業務もたくさん発生します。
しかし、忙しい時期を把握して、前もって準備をしておくことで、忙しさを分散することはできます。
できるだけ効率良く、負担のかからないように、時期を見て仕事をしてみてください。
生徒指導が大変な時にしんどくならないように、時間がある時ほど、準備に時間をかけましょう!
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