はじめまして、雪乃です。
この度は私のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は大学卒業後に民間企業に就職し、製品開発部署での9年間の勤務を経て、現在は公立中学校で学年主任をしています。
またブログを通して、教育現場で学んだ知識や体験を発信しています。
なぜ、私がブログで情報を発信しているのか?
毎日家族のため、子どものために頑張っているお母さんが、少しでも笑顔になれる場所をつくりたい。
そう感じたからです。
子どもが言うことを聞いてくれないのは、私の育て方が悪いのか?
子どもが暴言を吐いたり暴力を振るったりするのは、私のせいか?
子どもがゲームばかりしているのは、私の教育のせいか?
実際に学年主任として、何百人のお母さんと話をする中で多くの方が自分自身を責めている姿を見てきました。
今回は、このような子育ての悩みが少しでも解消されるように、私の体験を交えながら情報をお届けしていこうと思います。
理想と現実のギャップで悩んでいませんか?
私は20代の企業勤めの頃、製品開発部署で5人の部下を持ち、世間のニーズにあった商品作りをしていました。
関連部署を含めると、30人程の人達が関わるプロジェクトに携わっていました。
・他社に技術的に勝る製品を開発するにはどうしたらよいか?
・製品の品質向上と費用削減を同時に行うには、何をするべきか?
・製品開発の期限を守るためには、どのように効率化すればよいか?
・部下の良さを認め、適材適所に配置できているか?
つまり、理想と現実のギャップを埋めるために、どうアプローチするのか?を学んでいったわけです。
そして、この考え方は対人関係でも役に立つ事が多い!ということに気がついたのです。
・不登校でどうすればよいのかわからない
・子どもがいじめや暴力をうけている
・無気力で全く勉强をしてくれない
・ゲーム依存でずっとスマホをイジっている
教育の現場ではお母さんから相談をいただくことが多いですが、理想と現実のギャップで悩まれている方が非常に多いです。
実際に多くの方とお話させていただく中で、「先生と話せて気持ちが楽になりました!」という言葉をいただくことも増えてきましたが・・・
実は私も企業で働いていた時に、理想と現実のギャップに悩んでいました。
苦悩の社会人生活
私は幼い頃から体が丈夫で、性格も活発でした。学生時代は人間関係に悩んだ経験もほとんどなく、勉強も好きな方でした。
仕事に関しても上司や同僚に恵まれ、毎日忙しいながらも充実した生活を送っていました。
しかし仕事にも慣れてきた頃、いろいろな不満や不安が出てきました。
・製品開発に興味がない。今の仕事を一生続けたくない。
・もっと他にやりたいことがあるはずだが、何をすればよいかわからない。
・不景気で会社が人員削減をしていて、とても不安だ。
いつも心がイライラして、精神力を使い果たしていました。
私は全てのことにやる気をなくしていましたが、とあるコトがキッカケで理想と現実のギャップをなくすことができました。
それは・・・ “自分自身と向き合うこと”
その結果、凄く心が楽になりました。
このときまで悩みという悩みがほとんどなかった私は、自分自身を大切にしてあげることができていませんでした。
上手くいっていないときは、自分が悪いと思っていました。
頑張っている時は、頑張って当然だと思っていました。
自分は何をしている時が幸せか?なんて、考えたことがありませんでした。
しかし、自分自身と向き合うことで、私は自分自身を労い、そして”情熱をもって仕事をしたい!”と思えるようになりました。
・子どもに勉強の楽しさを教えてあげたい。
・子どもの不安や悩みを取り除いて、笑顔にしてあげたい。
・子どもの成長に携わる仕事がしたい。
思い立ったらすぐ行動!で、2年間で教員免許を取得しました。
またその年に地元の教員採用試験に合格し、9年間働いた民間企業を退職し、中学校の教師に転職しました。
お母さん方は毎日忙しいなかで子育てに奮闘されています。悩みを人に話す時間さえ、ないかもしれません。
子どものために懸命に悩まれているお母さん方だからこそ、自分を労い、楽になってほしいと思っています。
特に中学生のお子さんは難しい時期
中学校の教師になって思うこと。
教育は子どものために、学校・家庭・地域が連携して行うことですが、一番は家庭環境であるということ。
そして、子どもは必ず何かしらの問題を抱えています。色んな悩みもあります。
子どもは自分の心の状態を、遅かれ早かれ自分の外に表現します。
不登校、いじめ、暴力、無気力、ゲーム依存など。
それが小学校高学年なのか、中学生なのか、高校生なのか。大学時代、社会に出てからなのか。
表現も時期も子どもによって異なります。
しかし、心身ともに大きく成長する中学校時代が、とても多い気がします。
私が、中学校の教師になろうと決めた理由もそこにあります。
子どもが表現する行動について、子ども本人と学校、家庭が真剣に向き合うことで、必ず子どもの道は開けます。
お母さんが子育てについて悩まれる時ほど、お母さんご自身を大切にしてあげてほしいです。
子どもの”心の声”に気付いて、懸命に対応するお母さんを応援できるブログを書いていきたいと思っています。