結婚相談所に入会する時に確認されたこと。
それは、
・何か持病はありますか?
・何か特定の宗教に入っていますか?
入会説明会の最後に、この2つを確認されました。
病気と宗教は、婚活において大きなハンデになるようです。
婚活に不利になる条件について、どのように公開すべきかは悩むところです。
・病気や宗教について、プロフィールに書くべきか。
・プロフィールに書かない場合は、いつ相手に伝えるべきか。
今回は、このような悩みを持つ人が、安心して婚活できるようにお答えします。
【結婚相談所】病気・宗教についてプロフィールに書くべき
まずはこの悩み。
・病気や宗教について、プロフィールに書くべきか。
回答は、
・結婚相談所の婚活では、病気や宗教について、プロフィールに書くべき。
結婚相談所での活動は、担当者が間に入ってくれます。
持病があるのにプロフィールに書いていなかったり、特定の宗教に入っているのにプロフィールに書いていなかったりすると、相談所の信頼に関わります。
相談所としても、後出しでこれらのことを言うと、相手の相談所と揉める可能性もあります。
よって、相談所に入会する時に、病気や宗教について確認をするわけです。
「病気や宗教についてプロフィールに書いてしまうと、お見合い件数が少なくなってしまうかもしれない」と思うかもしれません。
実際、少なくなる可能性は高いですが、始めからオープンにしておいた方が、安心して交際を進められるようです。
宗教を書いて成婚退会した女性
少し前までは、プロフィールの「宗教」欄で、「あり」「なし」を選択し、備考欄に宗教名を書く必要がありました。
宗教がある人が絶対嫌な人は、「宗教なし」にチェックを入れて検索することもできたということですね。
しかし、今は「宗教」欄はなくなり、自己PR文に宗教がある場合は書くようになったようです。
特定の宗教に入っていて、結婚相談所で婚活をして成婚退会した女性は、私の周りにたくさんいます。
その人達は口を揃えて言います。
婚活に不利なことは始めに書いておくべき。後で言うと、上手くいく話も上手くいかないし、「いつ言おうか」と悩むのも嫌。
「交際を進める中で話しておかなければならないことは、お見合い前から開示しておいた方が気が楽」ということです。
以下のうち、より辛いのはどちらか?
・宗教が原因でお見合いできない
・真剣交際に進みたい相手に、宗教のことを告げると交際終了になった
確実に後者の方が辛いですよね。
しかも後者の場合は、仮交際中に何度も、「いつ宗教のことを言おうか」「宗教のことを言って拒絶されたらどうしよう」と考えながら交際しているわけです。
これらを考えても、プロフィールに記載しておいた方が良さそうです。
宗教のことをプロフィールに書いて成婚退会した女性達は、宗教について以下のことを書いていたようです。
・宗教は個人のものなので、相手に進めることはない。
・宗教に入っていることで、生活に制限はない。
宗教と無縁の人が、宗教に入っている人を避けたいと感じる心理は、「その宗教を知らない」「宗教に勧誘されるかもしれない」などの、恐れから来ることが大きいです。
これらの文面を書いておくことで、「お見合いが成立しない!」と悩むことなく比較的順調に婚活できたようです。
病気を書かずに交際終了になった男性
これは私の体験談ですが、私の婚活相手で精神疾患を患っている男性がいました。
その男性のプロフィールには、病気については一切書かれておらず、お見合いと仮交際2回目まで進みました。
そして、仮交際2回目のデートの後に、担当者を通じて「実は精神疾患を患っていて、今も通院している」ということを知りました。
「言おう言おうと思いながらも、言えなかった」とのことでした。
また、「お断りするなら、してもらって構わない」とも言われました。
私としては、「相手が、今病気だからお断りします」というのも何だかなあ、と思い、とりあえずもう一度会ってみることにしました。
そして、本人から病気のことについて話してもらおうと思っていたのですが・・・
3回目のデートの時に、相手から「病気のことについて、相談所から聞いたと思うのですが・・・」という話は一切なく、私から話を切り出しました。
その後は、病気の原因や現状など、色々話してくれましたが、私としては「自分のことは自分から話すべきでしょ」と感じました。
結局、この男性との交際は終了にしました。
婚活で不利になる事柄をプロフィールに書くと、反応は人それぞれだと思いますが、私としては「正直に書いている方が誠実である」と感じます。
宗教のことと同じですが、
・病気が原因でお見合いできない
・真剣交際に進みたい相手に、病気のことを告げると交際終了になった
2つのうちどちらが辛いかというと、間違いなく後者ですよね。
実際、私の交際相手も「言おう言おうと思いながらも、言えなかった」わけです。
交際に進んでもお断りされる不安があるよりも、始めから病気を受け止めて交際を検討してくれる相手を探す方が精神的に良いです。
婚活では病気や宗教を隠さずに活動を
婚活では、自分の条件によって、求める相手を変えることが大切です。
例えば、20代後半の女性ならば、
20代~30代前半、年収400万以上
の条件で男性を探して問題ないです。
しかし、38歳の女性は、
自分より5歳以上年上~、年収500万以上
の条件で男性を探すべきです。
年齢によって相手の条件を変えるならば、病気や宗教によって相手の条件を変えても良いでしょう。
「自分は持病があるから、もっと相手の枠を広げよう」と考える事が大切です。
婚活をしていると、「自分は○○だから、自分と会ってくれるだけでも嬉しい」という人がたくさんいます。
むしろ、婚活に悩むアラフォー女性は、「自分はもう○○歳だから、自分に会ってくれるだけでありがたい」と感じながら婚活している人も多いです。
私もそうでした。せっかく会える人は、お見合いして喋ってみよう、と思っていました。
持病や宗教は、婚活でハンデになることが多いですが、「自分と会ってくれる人」を探す婚活になるようにしていきましょう。