お見合いは成立するのに、毎回お断りされてしまう方、いらっしゃいませんか?
お見合いでの会話はいつも同じ感じで、当たり障りのない話をします。
とりあえずプロフィールを確認して、相手の話を聞きます。
男性は仕事の話が話しやすいと思うので、仕事について質問して喋るようにしています。
婚活女性にお見合いの話を聞いてみると、だいたいこのような感じで会話をしておられます。
お見合いは1時間程度の会話で、相手との相性や雰囲気を確認します。
私も、プロフィールを確認して、内容をある程度覚えてからお見合いに臨んでいました。
と、返事するよりも、
と返事した方が、相手の男性も「自分のプロフィールをきちんと見てくれている」と安心できます。
お見合いの内容は人によって、そんなに大きくは変わらないと思いますが、なぜかお見合い後にお断りばかりされる人もいらっしゃるようです。
お断りの原因は、正直に喋り過ぎること。
今回は、お見合いのNG集まではいかないまでも、言う必要がないことについてお話ししたいと思います。
【言う必要がない】お見合いで正直過ぎる会話はNG
お見合いでは、相談所でホテルのラウンジを予約してもらい、席で待ち合わせのパターンがあります。
自分が先に到着し、相手を待つ時間があると、近くでお見合いをしている男女の会話が聞こえてきます。
また、自分のお見合いが始まっていても、たまに横の会話が気になったり、ふと会話が耳に入ってきたりします。
そして、お見合いの体験談を語る人からも、お見合いの会話で「それ、言う必要はないよね」という意見を聞きます。
このように、「それは正直に喋り過ぎてませんか?相手は嫌な気持ちになりませんか?」という内容の会話をしておられる方がいるようです。
【正直過ぎる内容】
「お見合い相手が限られているのでお見合いしました」
「最近の趣味は婚活です」
「最近仕事が厳しくて給料も減っています」
一つ一つ見ていきましょう。
お見合い相手が限られているのでお見合いしました
1つ目は「なぜ自分の申し込みを受けてくれたのか?」もしくは「なぜ自分に申し込みをしてくれたのか?」という質問に対する答えです。
女性は40代前半、男性は40代後半ぐらいのお二人の会話です。
と、返事をしていました。
男性は、「あ、そうなんですね。」と返しておられましたが、会話として悲しいですよね・・・
私としては、「なぜ会ってくれたのか?」という理由を聞く男性もナンセンスかと思いますが、聞かれた場合は、会ってくれて嬉しいことを伝えたいですね。
なかなかお見合いできないことを、お見合いの相手に漏らしてもどうにもなりません。
男性はお見合いへの感謝を伝えておられるので、それに応えるべきです。
最近の趣味は婚活です
2つ目は「趣味は何ですか?」に対する答えです。
プロフィールに書いてある内容ですし、お見合いでも定番の会話です。
女性は20代後半、男性は30代前半ぐらいの、スラッとしたお二人の会話です。
と、女性が大人な対応をしていました。
実際、「最近お見合いばかりしていて、フットサルは全くしていない」としても、
「最近」の話と、「フットサル」の話を両方すれば、女性の質問にきちんと答えたことになります。
自分が喋っている相手は友人ではないので、正直過ぎる回答には気をつけましょう。
最近仕事が厳しくて給料も減っています
最後は、仕事に関する会話です。
男性も女性もお仕事をきちんとされている方が多いので、仕事に関する会話は盛り上がります。
お見合いは男性にたくさん喋らせてあげれば良いので、男性の仕事についていっぱい質問しましょう。
しかし、仕事に関する不安や愚痴はあったとしても、少しにとどめておいた方が良いです。
30代前半の女性と30代後半の男性のお二人の会話です。
お見合いはカウンセリングやコーチングとは違います。
相手は仕事仲間でもありませんので、仕事や生活の不安を聞かされても、相手は困ってしまいます。
初対面の会話で気をつける大切なこと
今回は、お見合いの会話で出てくる、ふとした「言う必要がないこと」についてお話ししました。
ご自身で、心当たりはありませんか?
今回の例のような会話はしていないのに、なぜかお見合いのお断りが続く、という場合もあるかもしれません。
お見合いの判断は相手がすることなので、お断りの原因はわかりませんが、普段の会話から、
「これを言ったら相手はどう思うのか」
「これを言う関係性が2人にはあるか」
「これを言うタイミングか」
と、コミュニケーション力をつけていってほしいと思います。
お見合いの会話で嘘はいけませんが、正直過ぎるのは考えものです。
ご縁がどうであれ、自分も相手も気持ちよく会話ができるお見合いにしていってください。
婚活に励む方が、お見合いを終え、楽しく交際を進められることをお祈りしています。