本記事では、『妊娠・出産・育児の思い込みを手放す』について説明します。
婚活中の思い込みとして『結婚しないと幸せじゃない』があり、さらに結婚生活の思い込みとして『子どもがいないと幸せじゃない』というものがあります。
婚活をしている理由は人それぞれですが、「結婚しないといけない」「結婚して子どもをつくらないといけない」という思い込みに苦しんでいる人も多いです。
■ 早く妊娠・出産をしないといけないのに、時間がなくて焦っている。
■ アラフォー世代になってきて、自分は出産し子育てできるのか心配だ。
■ 健康診断や婦人科検診、乳がん検診など一切受けたことがなく、加齢とともに体調が気になっている。
このように、特にアラフォー世代になると、結婚後の妊娠・出産・育児や自身の健康についての悩みが多くなってきます。
妊娠・出産は今まで経験がないことで、年齢制限もあることなので、とても不安になります。
「経験がないこと」や「わからないこと」には、どうして不安が出てきてしまいます。しかし、わからないことも、わかるようになれば道が開け、対処法も考えられます。
本記事を読むと、思い込みを手放し、『結婚してもしなくても幸せ』『子どもがいてもいなくても幸せ』と思い込みを変えて、ご自身の理想の生活を考え、婚活に向き合えるようになります。
『婚活が終わったら妊活をする！』と考えている人は、婚活中から妊活をしておくことをオススメします。
【妊活】婚活中にブライダルチェックを受けておく
私がブライダルチェックを受けたのは38歳のときです。
結婚相談所の担当者に「ブライダルチェックを受けて結婚生活の準備をしましょう」と勧められました。
ブライダルチェックを受けると妊娠・出産に向けての準備ができますし、婚活でお相手と将来について話しやすくなりますよ。
私が所属していた結婚相談所では、男性にもブライダルチェックを受けるように勧めているようでした。
私は毎年人間ドックを受けており、乳がん専門クリニックにも通っています。しかし、婦人科検診は人間ドックのときの子宮頸がん検診しか受けたことがありませんでした。
担当さんからブライダルチェックを勧められて、ふと「自分は結婚して、子どもを生みたいと思っているけれども、本当に子どもを生める体なのかな？」と感じました。
ブライダルチェックの結果によっては、「理想の結婚生活」や「理想の結婚相手」が変わってくる可能性があります。担当さんに勧められた後、すぐにブライダルチェックを受けに婦人科に行くことにしたのです。
ブライダルチェックは独身でも受けられる
ブライダルチェックは、女性は不妊専用クリニックや婦人科、男性は不妊専用クリニックや泌尿器科で受けることができます。
独身でも受けられるクリニックが大半なので、クリニックでブライダルチェックの予約を取るだけでOKです。
検索エンジンで「ブライダルチェック ○○(都道府県名・市町村名)」と検索してクリニックを探しましょう。
ブライダルチェックは「1回目に問診と検査、2回目に検査結果を聞く」2日間で終わります。
【ブライダルチェックの検査内容】
血液検査(AMH検査)、内診、超音波検査、性感染症検査など
値段はクリニックによってまちまちですが、2万～3万程度(自費)です。
もしも結果で気になることがあれば、さらに検査を受けたり、治療に進んだりできますので、まずはブライダルチェックをうけてみてください。
ブライダルチェックを婚活に活用する
結婚相談所の担当者が、ブライダルチェックの結果を踏まえて「理想の結婚生活」を再検討した人たちの話を教えてくれました。
「女性会員でブライダルチェックを受けたところ、検査結果で自分の年齢にしてはAMHの値が低いとわかり、全力で婚活に取り組まれ、成婚退会した人がいます。その後すぐに入籍し、不妊治療に取り組まれ、お子さんを授かったと連絡がありました。」
「男性会員でブライダルチェックを受けたところ、検査結果で無精子症と診断され、婚活を辞められた人もいます。」
「同じく無精子症と診断されたけれども、婚活を継続すると決めた40代の男性は、お見合い女性の対象を『40代、子どもをのぞまない女性』に変更することですぐに成婚退会された人がいます。」
このように、ブライダルチェックを受けることによって、「理想の結婚生活」「理想の結婚相手」を変え、婚活がうまくいくことがあります。
婚活している人の中には、「子どもがほしい」と思っている人もいれば、「子どもはほしくない」「子どもはどちらでも良い」と思っている人もいます。また、子どもはほしいと思っているけれども、子どもができにくい体質の人もいます。
自分が「子どもがほしいのか」「子どもができる可能性があるのか」を事前に知っておくことはとても大切なことです。
また、ブライダルチェックを受けていると、婚活中に妊娠・出産・子育てについてお相手と話をすることができます。
「子どもがほしい」という希望があるのならば、自分の体について知る、相手にもそれを伝えることが大切です。もちろん子どもは授かりものなので、できなかった場合についても相手と話をすることができれば良いでしょう。
結婚相談所での婚活でも、お見合いから成婚退会、結婚、妊娠、出産まで早くて2年ほどかかります。今37歳のアラフォー女性でも出産は39歳と考えると、婚活中に妊活を始めておくと良いですよ。
婚活女性はブライダルチェックを受けて自身と向き合おう
婚活中は多くの悩みがあり、「自分にとって良い男性と出会えるか？」に重きを置きがちです。
しかし、結婚後は生活があります。「妊娠・出産に備えて、自分の体はどうなのか？」是非ともブライダルチェックを受けて、ご自身の健康を整え、婚活に励んでください。
ブライダルチェックの検査結果によって、将来の妊娠・出産に向けて、体の準備をすることができます。
特にアラフォー女性は、妊娠・出産に関しては時間がありませんので、ブライダルチェックを前向きに検討しましょう。
検索エンジンで「ブライダルチェック ○○(都道府県名・市町村名)」と検索してクリニックを探しましょう。
『思い込み』の断捨離については、【思い込みを手放す】将来の結婚生活を受け入れよう【まとめ】を参照してください。
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