結婚相談所での婚活で、スムーズに交際が進む人もいれば、なかなか進まない人もいます。
・お見合いから仮交際に進んだが、真剣交際に進む決め手がない。
・真剣交際に進んでみたものの、このまま成婚退会してよいものか悩んでいる。
・せっかく真剣交際まで進んだから、決め手はないけれどもこのまま成婚退会しようかと思っている。
このように、お見合いがコンスタントにできるようになると、次は”たった一人の相手を決める”ことに悩むようになる人も多いのではないでしょうか。
今回は、結婚相手を決めるときの”決め手”についてお話したいと思います。
“決め手”は居心地の良さを最優先
結婚相手との出会いはさまざまです。
婚活をせずに結婚した女性は、ご主人と長い間付き合った末に結婚したり、合コンで知り合ってしばらく付き合ったあとに結婚したり。
婚活をして結婚した女性は、お見合いで出会って半年ほどで結婚したり、婚活アプリで出会って2年後に結婚したり。
出会い方や、交際期間は人それぞれです。
しかし、「結婚の決め手は?」と質問すると、ほとんど同じような内容が返ってきます。
・長い間付き合って、一緒にいるのが苦痛じゃないから。
・自分の失敗を笑って許してくれて、優しく声を掛けてくれる人だから。
・主人と一緒にいると、素の自分でいられるのから。
・自分を大切にしてくれるのと、話し合いのできる人だから。
要約すると、「居心地が良い人と結婚した」ということですね。
結婚相手に絶対に妥協すべきでない点
結婚の後に、生活があります。
独身のときは一人暮らしだったり、実家暮らしだったり。
結婚すると、気楽な独身生活から、結婚相手と暮らす生活が始まります。
自分の生活に入ってくるのが結婚相手です。
先ほどの既婚者の”決め手”を逆にしてみると、次のようになります。
・一緒にいて苦痛な人とは結婚すべきでない。
・失敗を許してくれず、冷たい人とは結婚すべきでない。
・素の自分でいられない人とは結婚すべきでない。
・自分を大切にしてくれず、話し合いのできない人とは結婚すべきでない。
「こんな人と結婚するわけないでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、婚活中のいろんな状況が判断を鈍らせてしまうことがあります。
やっと真剣交際まで進んだ人で、ここで交際を終了すると、二度といい人に出会えないかもしれない。
喋っていて、少々イライラすることもあるけれどこのまま成婚退会しよう・・・。
もう二度とお見合いをしたくない。
成婚退会を決めれば、長かった婚活から抜け出せる。
結婚式のことや生活、子どものこと、いろんなことで意見が違うけれど、自分が我慢すれば良いし、このまま成婚退会しよう・・・。
婚活のつらさに負けてしまうと、自分の感覚を見て見ぬふりをしてしまう可能性があります。
どんな状況でもご自分の気持ちを大切に、結婚相手を決めるようにしてほしいです。
結婚相手に妥協してもよい点
居心地の良さは、本当に大切なことです。
では、あまり大切でないことは何でしょうか。
それは、「婚活で検索条件になること」です。
年齢・居住地・職業・最終学歴・身長・体重・血液型・続柄・年収・見た目・婚姻歴・離婚理由・子どもの有無結婚後の子どもの有無・婿養子・相手家族との同居・自分家族との同居・出身地・お酒・たばこ・宗教・持病
これらすべてを「妥協してもよいこと」にしてしまうと、何もなくなってしまいます。
たとえば、「太っている男性は無理」と感じる女性もいるでしょう。
無理な部分を妥協する必要はありません。
年収は平均よりも低いけれど、自分も働くから問題ない
身長は自分よりも低いけれど、全然気にならない
見た目は好みではないけれども、清潔感があるから大丈夫
髪の毛が薄いけれども、全然気にならない
人によって許容範囲は違うので、ご自分にとって特に気にならない、許容できる範囲を妥協していきましょう。
【条件は妥協してもOK】成婚は自分の気持ちを大切に
結婚は人生における一大イベントです。
婚活の結果はこれからの生活にかかわってきます。
結婚相談所での成婚退会は、ほぼ婚約の状態になります。
成婚退会をすると、成婚料の支払いや、両親へのあいさつなどの周囲への影響が出てきます。
真剣交際までは、どれだけ失敗しても、費用の発生もなく、影響も少ないままです。
真剣交際まではフットワークを軽く、どんどん進みましょう。
成婚退会の前に一度立ち止まり、「居心地の良さ」を確認するようにしてみてください。
「お相手の男性と一緒にいるときの自分が好き」ならば、それこそが”決め手”です。
迷うことなく、その男性と成婚退会をして、結婚まですすんでください。
きっと、穏やかな結婚生活が待っているはずです。